“夢みるアドレセンス”荻野、志田、小林ら卒業へ 結成以来の激変
解散ではなく変化望んだ?夢アド
気になる今後についてだが、当然、2人組ではグループとしての継続は困難と思われる。早い時期にメンバーの補充やオーディション開催などが必要となるだろう。 夢アドは、ティーンに人気のあるファッション誌で活躍したメンバーを中心にスタートしただけに、初期のインディーズ時代も独自のおしゃれ感を醸し出し、公演やイベントでも当初から女性ファンの姿が目につくグループの一つだった。タレント性に富み、リーダーとしてグループをけん引してきた荻野、美少女でありながら気取りのないキャラで親しまれた志田、クールなイメージでカッコよさと優しさが同居した小林が夢アドから離れるのは残念だが、それでも解散ではなく変身・進化の道を選び、“夢アド”の夢がまだ続くのはひとつの救いだろう。「ミスマガジン2019」読者特別賞にも輝く山口と、地元・北海道にいた頃はアクターズスタジオ北海道本部校に在籍、現在17歳とグループ最年少の山下の2人が、果たしてどのような形でグループを盛り上げていくのか。卒業するメンバーの今後の活躍とともに注目したい。 (文・志和浩司)