“夢みるアドレセンス”荻野、志田、小林ら卒業へ 結成以来の激変
2012年に人気ティーンファッション誌のモデルを中心として結成されたアイドルグループ・夢みるアドレセンスから、同グループを誕生以来支えてきた荻野可鈴(24)、志田友美(22)、小林れい(21)、そして17年に加入した水無瀬ゆき(24)の4人が年内をもって卒業することが1日、わかった。現在6人の同グループは、水無瀬と同じく17年のオーディションで加入した山口はのん(20)、山下彩耶(17)の2人だけとなってしまうが、今後、新メンバーも追加される見通し。現行6人での最後のライブは12月20日、渋谷TSUTAYA O-EASTで開催されるという。
結成以来の大きな変化にグループ存続は?
“夢アド”の愛称で親しまれた同グループは12年8月12日、表参道のデビュー公演から本格スタート。「カワイイだけじゃダメなんですか!?」をキャッチコピーに、ルックスの良さと毎回手作り感あふれる趣向を凝らした公演、ライブなどでアイドルファンの間に浸透していった。13年には志田が「仮面ライダー鎧武/ガイム」(テレビ朝日系)でヒロインをつとめるなど、個々のメンバーにも脚光があたり、15年3月には「Bye Bye My Days」でソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズからメジャーデビューも果たした。 京佳、山田朱莉、岡美咲といった初期メンバーの卒業や17年の新メンバー加入などで、誕生当初からは顔ぶれが変わってきたが、結成から一貫してグループの屋台骨を支えてきた荻野、志田、小林、そして新メンバーオーディション1位で加入した水無瀬の4人が一気に抜けるとなると、かなりの大きな変化。サッカーにたとえれば、実績と人気を兼ね備えてきた日本代表の中心メンバーがワールドカップ後に監督交代とともに変わってしまう場合にも似て、事実上の再結成と言っていいほどの転換だ。残ったのは水無瀬と同じ17年のオーディションで加入した山口と山下だが、2人は「憧れの先輩たちから大切な夢アドを引き継いでこれからも活動してまいります」という。