スコアレスで終わったミランVSユヴェントスが退屈すぎた? ユーヴェは無敗も、白星より引き分け数が多い状態に
両チーム合わせて枠内シュート3本のみのゲームに
24日に行われたセリエA第13節ではミランVSユヴェントスのビッグマッチがあったが、両チームとも決定機を作れぬままスコアレスドローに終わった。 興味深い戦績となっているのは、今季よりチアゴ・モッタを指揮官に迎えたユヴェントスだ。13節を消化した段階で、ユヴェントスはまだ黒星が1つもない。無敗を継続しているが、成績は6勝7分と引き分けの数が白星を上回っているのだ。 モッタは昨季ボローニャをトップ4に導いたことで評価を伸ばしたが、ユヴェントスではここまで退屈な戦いが目立つと批判もある。今回のミラン戦も見せ場が少なく、ミランの枠内シュートは1本、ユヴェントスの枠内シュートも2本で終了。 さらにセリエA公式のデータによれば、ミランはこのゲームで182本のバックパス、ユヴェントスは286本のバックパスを記録している。その一方で縦パスはミランが160本、ユヴェントスは175本と、これでは決定機を作れないのも仕方がない。 現在ユヴェントスは6位、ミランは7位に位置しており、まだ上位を狙える位置ではある。しかし内容的にはビッグクラブと呼べないもので、今回のビッグマッチも両軍のサポーターを満足させるには程遠いものだった。
構成/ザ・ワールド編集部