ローマがスーレの獲得を発表 入団会見で偉大な先輩ディバラからもらった言葉を明かした
ディバラが後押し
ローマがマティアス・スーレの獲得を正式に発表した。 『Football Italia』によると、契約期間は2029年までの5年間。移籍金は総額3000万ユーロと見られている。年俸は約200万ユーロ、それにボーナスが追加される。 スーレはローマ入団の会見で喜びをこう語っている。 「このクラブがどれだけ私を欲しがってくれたか、そして私がどれだけこのクラブに来たかったか、それを考えるとここにいられるのは本当に夢のようです。家族やガールフレンド、そのほか私と一緒に働く全ての人がサポートしてくれます。チームの一員としてプレイするのが待ちきれません」 また彼はローマの空港に到着した際、多くのサポーターに出迎えられ熱狂的な歓迎を受けていた。そのことにも触れ「素晴らしい光景でした。予想もしませんでした。こんなことは初めてで、私がこのような歓迎を受けることは人生の中で想像もできなかったことです」と語った。 そしてローマには同じアルゼンチン人のパウロ・ディバラとレアンドロ・パレデスという偉大な先輩が所属している。その2人が、今回の移籍の後押しになったことを明かすと、その会話の内容まで赤裸々にした。 「彼らはここがどんなところか、このクラブにいることがどれほど幸せかを教えてくれました。パウロは『いつ来るの? さぁ、待ってるよ。君のための空きスペースがあるよ』と言ってくれました」 チームの主力でもあるこの2人から支えられ、新しいチームに溶け込むのも時間はかからないだろう。極めて順風満帆なスタートを切ることができそうだ。最後に彼はファンの歓迎にもう一度感謝の言葉を語り、「あとはピッチで自分の実力を発揮することで感謝の意を表します。スタジアムでお会いしましょう」と抱負を述べて、締めくくった。 スーレは早速、イギリスで行われるプレシーズンマッチに出場するため、渡英する予定だという。8月4日に行われるオリンピアコスとの親善試合でデビューを果たすかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部