（ブルームバーグ）： 米実業家レイ・チェンバース氏が米大リーグ（ＭＬＢ）、ニューヨーク・ヤンキースの少数持ち分を売却する取り組みを再開していることが、事情に詳しい複数の関係者の話で明らかになった。象徴的なスポーツチームが関係する新たな取引になる可能性がある。

関係者によると、チェンバース氏は同チームの親会社であるヤンキー・グローバル・エンタープライゼズ（ＹＧＥ）持ち分について買い手探しを進めている。スポーツ業界情報サイトのスポーティコは３月にヤンキースを約79億ドル（約１兆2300億円）と評価した。

協議は進行中であり、売却に至るかどうかは確実でないという。

チェンバース氏のＹＧＥ持ち分を保有するコミュニティー・ユース・オーガニゼーションの担当者はコメントを控えた。ＹＧＥの担当者にコメントを求めたが返答はなかった。

ヤンキースはスタインブレナー一族が支配おり、ハル・ スタインブレナー氏（54）がＹＧＥの会長兼マネジング・ゼネラルパートナーを務めている。またクラウン一族など多くの部分オーナーがいる。

原題：Yankees Holder Chambers Said to Weigh Selling Stake in NY Team（抜粋）

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