元軍用車両のランドローバー「ディフェンダー110」がなぜ日本に?「防爆仕様」で家族の安全を守り「トロピカルルーフ」で真夏の暑さをやわらげます
細かな装備も市販車両とは異なり、会場内でも多くの人が興味津々
車内に目を向けると灯火管制用のサーキットブレーカーがあり、ブレーキを含めた全ての灯火を消すことが可能。またメーター下部にあるワーニングランプ類にも通常では備わらないカバーがつき、灯火管制時には、蓋をすることで、光が外部に漏れるのを防ぐ仕組みとなっている。 ちなみにルーフにさらにもう1枚パネルが載っているが、これはトロピカルルーフと呼ばれるパーツで、天井を二重にすることで、ルーフからの太陽熱を遮断する仕組み。アブダビにあった時代の装備だそうだ。 これほどに稀有な歴史を持った車両がいま日本にあることも感慨深いが、そんな履歴を持つ車両を、現在はこの日本で、モリソンさんファミリーが家族のアシとして使っているのもまた面白いのだ。
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