【解説】壊滅的な高潮か…“最強ハリケーン”「ミルトン」の脅威とは?
■バイデン大統領は外遊を延期・・・災害対応が“政争の具”になる懸念も
ホワイトハウスは8日、予定されていたバイデン大統領のドイツとアンゴラへの外遊を延期すると発表した。240人以上が死亡したハリケーン「ヘリーン」への対応に負われる中、続いて上陸する「ミルトン」に備えるためだという。1か月を切った大統領選挙を前に、トランプ前大統領は「ヘリーン」の対応をめぐってバイデン政権を批判していて、災害対応が“政争の具”になる懸念も生じている。 ■筆者プロフィル
末岡寛雄: NNNニューヨーク支局長。「news every.」「news zero」のデスクやサイバー取材などを担当し、災害報道にも携わる。気象予報士。趣味は音楽鑑賞。