収穫に感謝し発展願う 鳥取市の木乃実神社で秋の例祭
二十世紀梨の原木をまつる鳥取市湖山町東5丁目の木乃実(このみ)神社で19日、秋の例祭が営まれた。生産者やJA関係者ら40人が参列し、今年の収穫を無事に終えたことに感謝し、今後の果樹生産の発展を願った。 例祭は毎年2回営まれ、秋は実りに感謝する収穫祭、春は豊作を願う祈願祭を執り行っている。同神社の上本武代表理事が祭主となり、代表者9人が祭壇に玉串をささげた後、梨のジュースで乾杯した。 生産者を代表して、県農協梨果実部長協議会の米沢誠一副会長は「今年は懸念されたカメムシの被害を最小限にとどめたが、農家一丸で防除が必要。来季もおいしい果実を届けられるよう力を尽くしたい」と話した。
日本海新聞