「興味を持つのは当然」アーセナルDFサリバの獲得にレアルだけではなくPSGも関心を示す?「今シーズンの展開次第では…」
アーセナルに所属するフランス代表DFウィリアン・サリバの獲得に、フランスの強豪クラブであるパリ・サンジェルマン(PSG)も関心を示しているようだ。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は現地時間12日に、アーセナルが誇るCB獲得に向けてPSGとレアル・マドリードが動く可能性があると伝えている。 【写真】アーセナル、最新年俸ランキング アーセナルに所属しフランス代表としても活躍してるサリバは、ここ数年で世界的なDFに成長した。昨季はリーグ戦38試合に出場し、クラブの2年連続プレミアリーグ2位に貢献。さらには活躍が認められて、今夏開催されたEURO2024では、フランス代表のレギュラーの座を奪い取り、同国がベスト4進出を果たす大きな原動力となった。 同選手の著しい成長にはヨーロッパ中のビッグクラブが関心を示しており、実際に獲得に向けてスカウトなどを派遣していると言われていたのがスペインの名門であるレアル・マドリードだ。英メディア『TBR』は、プレミアリーグ第2節、アストン・ヴィラ対アーセナルの試合を視察するためにマドリーがスカウトを派遣していたことを報じている。 そしてマドリーだけではなく、PSMもサリバ獲得に関心を示し始めたようだ。同メディアは、「サリバの移籍に関する噂はいくつか耳にしているが、ヨーロッパのトップクラブがこのアーセナルのDFに興味を持つのは当然だ。PSGの関心も目新しいものではない。彼はパリ生まれで、キリアン・エムバペやランダル・コロ・ムアニと同じくボンディ地方の出身だ」と、PSGの関心は本物であることを伝えていた。 そして、「現時点では、PSG、レアル・マドリード、あるいは他のヨーロッパのトップクラブであっても、サリバをアーセナルから引き抜くことは非常に難しい」と言葉を続け、「現時点では、サリバがアーセナルのプロジェクトの重要な一員であり続ける限り、誰も彼を獲得しようとは思わない。だが、今シーズンの展開次第では、ヨーロッパのトップクラブの1つが彼の状況を探るというシナリオが生まれるかもしれない」と、今季のアーセナルの成績次第ではサリバの移籍も現実味を帯びるかもしれないと強調している。
フットボールチャンネル編集部