愛媛県内11JA合併、一本化へ 大会で構想案可決
県農協中央会は16日、松山市堀之内の市民会館で第39回JA県大会を開き、県内JAや連合会などJAグループ愛媛の組織・機能の大規模再編を目指す「県1JA構想案」を可決した。11JAを合併した「県1JA」の2027年4月以降の発足に向けた予定スケジュールなどが盛り込まれ、具体的協議を進めていくことを確認した。 中央会によると、再編は11JAに加え、中央会や県信用農業協同組合連合会(県信連)、厚生農業協同組合連合会(JA愛媛厚生連)など各連合会が対象となる。 構想では、11JAの合併に向け来年4月以降、合併促進協議会を立ち上げ、経営計画や各JAの出資金額、役員態勢などを議論。合併に反対するJAが出た場合の対応も話し合う。その後、各JAで合併の賛否を問う総会を開き、組合員の判断を経て決定する。
愛媛新聞社