16歳・中田璃士、ジュニアGPファイナル3位の貫禄で2位発進「3位以内を目指す」/フィギュア
フィギュアスケート・全日本選手権第1日(20日、東和薬品ラクタブドーム)来年3月の世界選手権(米ボストン)代表選考会を兼ねて開幕。男子ショートプログラム(SP)が行われ、11年ぶりに出場した織田信成(37)=大阪スケート倶楽部=が84・53点で5位発進した。初優勝を目指す鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=はジャンプでミスが出たものの、92・05点で首位に立った。 ジュニアグランプリファイナル3位の中田璃士(りお)が2位につけた。21歳上の織田の演技で会場が盛り上がる中、16歳は冷静にリンクイン。「会場が沸くと分かっていた。惑わされないようにやり切ろうと集中した」と自分の演技に没頭し、3本のジャンプもすべて着氷した。日本男子のホープは「明日はベストな演技を見せて、3位以内を目指したい」と目を輝かせた。