電撃移籍もあり得る!? 阪神のトレード注目選手(5)現在も1軍戦力ではあるが
今季は球団史上初のリーグ連覇を狙う阪神タイガース。しかし、主軸の大山悠輔や佐藤輝明が打撃不振に苦しみ、一時は二軍落ちになるなど不測の事態も発生している。7月31日までがトレード可能期間となるが、緊急補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、阪神のトレード候補となり得る選手を紹介する。(※今季成績は7月10日時点)
熊谷敬宥
・投打:右投右打 ・身長/体重:175cm/68kg ・生年月日:1995年11月10日 ・経歴:仙台育英高 - 立教大 ・ドラフト:2017年ドラフト3位 内外野をこなす守備力に加え、球界屈指の俊足を持つ熊谷敬宥。一芸を持つだけに、関心を寄せる球団も多いだろう。 東京六大学リーグの立教大では、2年時からリーグ戦に出場し、4年春には盗塁王(9個)を獲得。遊撃守備と持ち味の俊足が高く評価され、2017年ドラフト3位で阪神タイガースに入団した。 プロ2年目まではファームでの出場が中心となったが、2021年は外野にも挑戦し、一軍で自己最多の73試合に出場。翌2022年も63試合出場で7盗塁を記録するなど、代走のスペシャリストとして存在感を示した。 しかし、岡田彰布監督が就任した昨季は、26試合の出場にとどまった。打席に立つ機会も前年から大きく減少。 今季も開幕から一軍ベンチ入りを続けているが、ここまでは24試合の出場。同様の役割をこなす植田海と出番を分け合う形となっている。 代走や守備固め要員が不足する球団にとっては、面白い存在になりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部