第3子妊娠中の近藤千尋、夫のひーぼぉ君と二人三脚で!1人目の出産直後は相手の態度に不満を爆発させたことも
期待はせず、自分たち夫婦に合ったスタイルを見つける
――近藤さんと太田さんのやりとりの様子、目に浮かぶようです。産後の夫婦間のすれ違いはあるあるですよね。 近藤 そうですね。どうしても相手に期待してしまうと思うので。私も最初はひーぼぉ君に「こうしてほしい」気持ちがいっぱいでした。でもあるときから、理想ばかりを押し付けても、そのとおりにならなかったときに自分がイライラしてしまうだけだと気づいて。期待を手放したら、すごくラクになったんです。だから今は、期待は最初からしないようにしています。 ――具体的にはどんなときに期待するのをやめたのでしょう? 近藤 たとえば、夜中の赤ちゃんのお世話。1人目の長女のときは赤ちゃんが泣いたら、ひーぼぉ君にも一緒に起きてほしいと考えていました。だけど、実際はどれだけ泣いても全然起きなくて、それにすごくムカついていたんです。でもよく考えると、夜中に2人で起きていても、要領を得ないことのほうが多いし、どちらも寝不足でいるよりも、ひーぼぉ君はしっかり寝て、日中動ける体力を温存したほうが効率的。どちらも寝不足でフラフラしていたら、家が回らないですから。 そこでわが家が採用したプランは、ひーぼぉ君が働く平日は、私が夜中起きて頑張る。その分、週末の金曜夜から土曜朝にかけては、赤ちゃんの深夜対応をひーぼぉくんに任せて、私はぐっすり寝る。こうして完全にお任せできる日を作ることで、私も月から金まで頑張れば、しっかり寝れる!と思って、大変な毎日を乗り越えられるように。私たち夫婦にはこのスタイルがすごく合っていました。 ちなみにひーぼぉ君が自主的に何かをしてくれたときは「すごいじゃん‼️」ってめちゃくちゃ褒めたり、感謝の気持ちを伝えたりするようにしています。やっぱりだれでもいい言葉をかけてもらったほうがやる気になると思うから。そういった相手の気持ちを盛り立てながら協力をお願いする言葉の選び方や、夫婦がうまくコミュニケーションをとる方法も、子どもが生まれてからいろいろ工夫して、だんだんと身につけていきましたね。