「本当に良い感じ」菅原由勢がサウサンプトン新監督に好印象。前指揮官と何が違うのか?「後ろにパスしようとすると…」
「攻めて、攻めて、攻めなければいけない」
前回の対戦では、プレミアリーグでのうれしい初ゴールをマークした。それから約4か月。状況は変わった。チームは降格の危機に瀕し、指揮官が代わっている。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショット 菅原由勢が所属するサウサンプトンは、1月4日のプレミアリーグ第20節でブレントフォードと対戦する。イバン・ユリッチ監督の就任後も2連敗を喫して迎える新年最初の試合だ。 新指揮官について、菅原は『Daily Echo』で「本当に僕らは良い感じだ。彼がチームに新しいことをもたらしてくれるからね。彼の要求や彼のプレーを理解したい」と好印象を語った。 「僕らはうまく反応した。本当に勝利を望んでいる。僕はプレミアリーグに残りたい。だから、僕らは勝つ必要、少なくともいくつかポイントをあげる必要がある。本当に団結してハードワークしているよ。僕は良い感じだ」 菅原は「まだ10日だから、(新監督のスタイルを)すべては知らない。でも、攻撃時にもっとアグレッシブになることを望んでいると思う。そして守備ではボールを奪うとき(のアグレッシブさ)。前の監督のときは、ボールを奪ったらキープしようとしていた」と続けている。 「新監督はすぐにゴールを狙うことを望む。攻めて、攻めて、攻めなければいけない。アタックしてゴールを奪うようにしなければいけない。練習でボールを奪ったときに後ろにパスしようとすると、監督から『ダメだ。前にパスをして攻める道を見つけようとしろ』と言われるんだ。僕らは攻撃陣に良い選手たちがいるから、良い感じだよ」 ブレントフォードは8月31日の前回対戦で菅原がプレミア初得点をあげた相手だ。 菅原は「次は試合に勝つためのゴールを決めるよ(笑)」と、チームの勝利こそ最優先と話した。 「ファンは僕らと厳しいことを乗り越えてきた。彼らは僕らと戦ってくれる。自分のため、チームメイトのため、スタッフのため、そしてファンのために、僕はとにかく勝ちたいんだ。またファンのためにゴールを決めることができたら特別だろう。でも、僕らは勝つことに集中しなければいけない。それが何よりも大切なんだ」 前半戦を終えて残留ラインとは10ポイント差。厳しい事態に直面していることは否めない。だが、あきらめてはいないはずだ。後半戦の菅原、そしてユリッチ体制のサウサンプトンはどのような戦いを見せてくれるだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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