田村瑠奈被告が事件前に精神科の受診を勧められるも拒む「囚人みたいに独房に突っ込めば…楽になると思ってるでしょ」父親の修被告が残していた会話の録音データから判明【札幌ススキノ頭部切断事件】
北海道放送(株)
札幌ススキノのホテルで男性が殺害された事件で、田村瑠奈被告が、父親の修被告から勧められた精神科の受診を拒んでいたことが、会話の録音データからわかりました。 【写真を見る】田村瑠奈被告が事件前に精神科の受診を勧められるも拒む「囚人みたいに独房に突っ込めば…楽になると思ってるでしょ」父親の修被告が残していた会話の録音データから判明【札幌ススキノ頭部切断事件】 この事件は去年7月、札幌ススキノのホテルで、頭の部分がない男性の遺体が見つかり、田村瑠奈被告ら親子3人が逮捕・起訴されたものです。 関係者によりますと、父親の修被告は、事件の1か月前までのおよそ3年間、瑠奈被告との会話を録音し、データに残していたということです。 この録音データでは去年1月、修被告が瑠奈被告に対し「なるべく早めに診てもらえる病院を予約する」と、精神科の受診を提案していました。 これに対し、瑠奈被告は「囚人みたいに独房に突っ込めば、お払い箱になって楽になると思ってるでしょ」と、受診を拒否していたということです。 録音データは7月1日に開かれる母親の浩子被告の2回目の公判で、弁護側の証拠として提出される予定で、父親の修被告も弁護側の証人として出廷する見通しです。
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