【ボートレース】細川裕子が4カドまくり差しV、守屋美穂3着で3連単配当は1万円超/尼崎
<尼崎ボート:ヴィーナスシリーズ>◇最終日◇31日 優勝戦は波乱となった。4カドの細川裕子(42=愛知)が、まくり差しを決めた。今年3度目、尼崎では2度目、通算16度目のVを飾った。 進入は枠なりの3対3。トップスタートを放ち仕掛けた平田さやか(40=東京)が強気に攻めて出る。人気を背負ったイン守屋美穂(35=岡山)が抵抗。細川は絶好の差し場を見逃さずまくり差しのハンドル。バックは伸び切り2M先取りに成功。そのままゴールまで駆け抜けた。2コースから素早く差した平山智加(39=香川)が2着。守屋は猛追したが3着に甘んじた。3連単は1万1130円。細川の次走は11月7日から12日まで戸田G3オールレディースに出走予定。 細川裕子の話 いいエンジン(4号機)と聞いていたけど、最初は手応えがなく、どうしようかと思いました。思い切ってペラ調整をしました。準優では1枠だったので、回転を上げたら失敗しました。その失敗を踏まえて回転を止めて、出足は今節で一番でした。伸びは良かったけど、伸び切るまではないと思ったのと、3枠(平田さやか)に絶対行ってくれ! と願っていました。お願いが通じましたね。行きたいところに舟が向いてくれたし、100点満点です。最近はいいレースをしても、ここ一番で勝てなかった。自分のせいだと分かっていて、ここで振り切らないといけないと思いました。尼崎は好きです。(長嶋)万記ちゃんよりも好きなので。これからも特にやることは変わりませんが、1走1走を走るだけです。