スロット監督、大不振のマンCを警戒…ペップの修正能力を称賛「常に問題に対する解決策を導き出す」
リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、同じプレミアリーグの“ライバル”であるマンチェスター・シティについて言及した。28日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。 ここまで12試合を消化したリーグ戦で10勝1分1敗を記録し、勝ち点「31」の首位に立つリヴァプール。今夏にスロット監督を招へいした同クラブは今季開幕から好調を維持しており、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズでも唯一5戦全勝を達成しながら首位を快走している。一方、現在対称的な状況に陥っているのが、長らくともにプレミアリーグの覇権を争ってきたマンチェスター・シティだ。公式戦5連敗と苦しむなかで迎えたCLのフェイエノールト戦では、一時3点のリードを奪いながら終盤に3失点。最終的に3-3でタイムアップを迎え、6試合未勝利で12月1日のプレミアリーグ第13節リヴァプール戦に臨む。 会見に出席したスロット監督は、「誰もが彼らの結果に注目しているが、彼らと対戦するなら、それを分析することになる」とコメント。「ブライトン戦では1-0とリードしていたが、あと1、2得点できたはずだ。トッテナム戦でもフェイエノールト戦でも2、3点はリードできたかもしれない。そんな展開はそうそうない」と不振の“ライバル”を評価した。 その反面、「彼らは依然として非常に優れたチーム」とマンチェスター・シティを称賛。続けて、「ペップ・グアルディオラが世界最高の監督の1人だと考える理由のひとつは、彼が常に問題に対する解決策を導き出すことだ」とスペイン人指揮官を絶賛しつつ、「私たちは皆、彼が解決策を思いつくことを知っている。でも、できれば日曜日の後にしてほしい」と冗談混じりに述べている。
SOCCER KING