“野菜が主役になるような料理屋” でジビエの味わいを知る一皿を! 隠れ家ビストロに注目(東京・六本木)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
根深(東京・六本木)
2024年2月14日「根深(ねぶか)」が六本木にオープンしました。料理界のトップも密かに通うという会員制ワインバー「終りの季節」のオーナーがつくった、日本全国から届く野菜とジビエがいただけるレストランです。
店名の「根深」には、「見た目の派手さではなく、人も素材も料理も、根を深く張っているものを」という思いが込められています。
シェフを担当するのは27歳の新進気鋭の料理人、小林千春さん。料理学校を卒業後、「Bistro SARU」などでフランス料理のキャリアを積みます。その後「終りの季節」の新業態、鴨焼きと手打ちそばの店「感情」の立ち上げに参加。「感情」は究極の鴨料理が食べられる店としてグルマンからの評価が高く、「食べログ 日本料理 TOKYO 百名店」にも選ばれている名店です。「感情」の立ち上げ後、「終りの季節」に入り、シェフとして腕を振るいます。その力量を認めたオーナーにより「根深」のシェフを任されることになりました。
場所は六本木駅から徒歩5分。六本木ヒルズ近くの小さなビルの中に隠れ家のように店があります。店舗デザインを手掛けたのは京都の有名建築家、木島徹さん。茶室のような凛とした空間を得意とする木島さんがデザインした店内は、フレンチというより日本料理店のような、シンプルで大人がくつろげる空間になっています。
席はカウンター8席、4~6名定員の個室が1部屋。完全予約制でディナーのみの営業です。
「終りの季節」を通じて縁を結んだ全国の生産者や超一流の猟師。その出会いにより力強いおいしさに満ちた食材を知ることになり、ぜひ紹介したいと「根深」が生まれました。