ルクレール、Fワード発言でFIAの標的に!GPDAが求めるのはドライビングガイドラインの明確化
シャルル・ルクレール(フェラーリ)はF1メキシコシティGP後、FIA(国際自動車連盟)のレース後記者会見で悪態をついたことが問題になるかもしれない。 ●【2024年F1チャンピオンシップ・ランキング表】ルクレールはランキングでも追い上げている/第20戦F1メキシコシティGP終了後 ■品行方正を求めるFIA、ルクレールも処罰? 最近、シンガポールGPでは、マックス・フェルスタッペンが自身のレッドブルのクルマを「クソッタレ」と表現し、スポーツの統括団体から、汚い言葉遣いに対するFIAの取り締まりの一環として、1日間の社会奉仕活動を命じられた。 しかし、ルクレールはメキシコでのクラッシュ寸前の瞬間について説明した際、次のように述べた。 「オーバーステアになって、そこから回復したと思ったら今度は反対方向からオーバーステアになって、もう『最悪!(Fワード)』って感じだった」と語った。 すぐに自分のミスに気づいたルクレールは「あ、ごめん。マックスと同じ過ちを犯したくないよ!」 しかし、シンガポールGPで同様の違反を犯したマックス・フェルスタッペンがペナルティを受けたことを受け、F1ドライバーの組合である『グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)』はFIAとの話し合いを求めている。 ■ドライビング・ガイドラインの明確化を求む また、GPDAは、最近のレースでフェルスタッペンとランド・ノリスがホイール・トゥ・ホイールのクラッシュを繰り広げたことを受け、今後のドライビング・ガイドラインの明確化も求めている。 「今は多くのことが起こっている。特に、悪態をつく状況についてはね」と、GPDAのジョージ・ラッセル代表は語った。