「室外機に濡れタオル」はNG! あなたは賢くエアコンを使えていますか? 風量、風向、室温設定 すべてにポイントがありました
梅雨の中休みで、4日は気温が上がり、近畿では37度を超えたところもありました。 厳しい暑さに欠かせないのがエアコンです。皆さんはエアコンを"賢く"使用できていますか?おトクな冷房の設定の仕方や使用方法をお伝えします!
●風向は【ななめ下】or【水平】?
A.【水平】の方が電気代が安い! 理由:冷たい空気は重いので、【ななめ下】だと暖気が天井に溜まります。そのため、エアコンはさらに涼しくしようと必要以上に稼働します。
●室温【-1℃】or風量【強】?
A.【強】の方が電気代が安い! 設定温度を下げるとより多くの熱を集めるのでかなり電力を使います。一方【強】はファンの音が大きくなって電気を使っているように思うが、温度を下げるのに消費する電力に比べるとわずかです。
●外出時は【つけっぱなし】or【マメにON/OFF】?
A.日中(午前9:00~午後6:00):【つけっぱなし】 夜間(午後6:00~午後11:00):【マメにON/OFF】 理由:日中は設定温度と外気温の温度差が大きく、一度止めると再び部屋を冷やすのに電力をかなり使います。それに対して、夜間は外気温も低いので消費電力量が小さくなります。
●【寝る時】はどう使う?
A.28℃以上の設定で除湿運転か、タイマー設定を 理由:ポイントは『湿度』をなくすこと! 湿度が高いと自分で汗をかけなくなります。必要なときに自分で汗がかける環境にしておくこと、寝る前の水分補給(200mlほど)も重要です。 一晩中つけたい場合は28℃以上に設定して除湿運転がおすすめです。つけたくない場合は、好みの温度で3時間タイマーをかけ、朝にも自動的に起動するタイマーをかけておくと良いでしょう。
●【室外機】周りはどうすれば良い?
A.室外機周りを涼しくするとおトクです。 理由:室外機の側面・背面にある熱交換器の温度が下がれば効率的な運転ができるようになります。室外機に日陰を作ったり周辺に打ち水したりすると節電効果があります。 <注意!>SNSで話題の『室外機に濡れタオル』は消費電力が1.4倍になります。タオルが垂れ下がり空気の通り道を塞ぐので運転効率が低下してしまいます。