【桐生ボート(ナイター)PGⅠヤングダービー】井本昌也と末永和也が2勝目ゲット、新開航は3走オール3連対
<19日・桐生ボート・2日目> 【ボート王国 九州・山口!】 予選2日目の攻防を終えた。郷土勢は3戦2勝の末永和也、井本昌也に、3戦1勝オール3連対の新開航が得点率上位に位置している。 新開は前検に新ペラ交換のアクシデントに見舞われたが、慌てず騒がず対応。堅調な成績にも表れている通り「バランスが取れて全体的にいい」と手早く機力アップに成功した。前回優出した当大会に対しては「タイトルを取れればいいなとは思うけど、気持ちが入り過ぎると事故につながる。一走一走取り組んでいきたい」。持ち味の冷静さを失わず、着実に歩みを進める。
6、5着と出だしで苦労した常住蓮は、7Rを逃げ切り3走目で待望の初白星をゲット。「ここだけは、と思っていたので良かった。ギリギリでした」と執念で白星をつかんだ。8Rの末永和也もこの流れに続いた。展開を突いてまくり差しを決め、日またぎ連勝。「(中島)秀治さんのおかげ」と4カドから展開を作った同期に感謝しきり。「まくり差せる足はなかった。伸びはマシになったけど満足ではない」と変わらず気配はひと息。予選後半に向けてどれだけパワーを引き出せるか。
ドリーム組の定松勇樹は2着2本、佐々木完太は3着と上位着を挙げてペースアップ。羽野直也は前半4Rこそ2着だったが、後半9Rは痛い6着。「良くない。レース足がない。整備も考える」。機力的に厳しい中、一日早い勝負駆けに挑む。 (SG、プレミアムGⅠ時に連載)