観光大使にアンゴラ村長さん 「地域の魅力を発信」「自分のフォロワーに市の魅力伝えたい」 ロービジョンフットサル選手の岩田さんも就任 埼玉・本庄 任期は来年9月まで これまでに歌手や女優、サッカー選手に委嘱
埼玉県本庄市の広報観光大使就任式が25日、市役所で行われ、同市出身でお笑い芸人のアンゴラ村長さん(30)=早大本庄高出、市内で合宿を実施していたロービジョンフットサル選手の岩田朋之さん(38)が参加した。2人は「地域の魅力を発信していきたい」などと意気込みを語った。 ひろみちおにいさんにエール 脊髄梗塞で活動休止「自分のペースで回復して」 母親が埼玉出身で縁、体操教室で交流
市は市の魅力を広報することで、市の認知度向上、イメージアップ、観光振興を図るため、これまで歌手の松川未樹さん、女優の黛英里佳さん、サッカー選手の内田航平さん、女優の井上小百合さんを同大使に委嘱。今回の2人はラリードライバーの新井大輝さん、パラアスリートで走り幅跳び選手(知的障害)の小久保寛太さん、彫刻家のビクター・タンさんと同様に今年4月1日から同大使に就任した。任期は来年9月30日まで。 6月26日に行われた就任式には新井さん、小久保さん、ビクターさんが参加しており、今回は同日に参加できなかったアンゴラさんと岩田さんが参加。吉田信解市長から同大使の委嘱状、たすきなどが2人に手渡された。吉田市長は「本庄市のファンになってもらうには、まずは知ってもらうことが大事。市を知ってもらうための活動に力添えしてほしい」と期待した。 お笑いコンビ「にゃんこスター」として「キングオブコント2017」で準優勝し、最近は写真集を出版したことで話題を集めるアンゴラさんは「まずは自分のフォロワーに市の魅力を伝えていきたい」と語った。岩田さんも「できないことも多いが、僕しか見えないこともあるので、市の魅力をアピールしたい」と話していた。