本田望結さんが主演映画「カーリングの神様」をPR 長野県で撮影 住民参加で「演技を超えたシーンになった」
長野県御代田町のカーリング施設「カーリングホールみよた」がメインロケ地となった映画「カーリングの神様」で主演を務める本田望結(みゆ)さん(20)が24日、長野市の県庁で記者会見し、11月8日に全国公開される映画をPRした。撮影の大半は同町で行われ、町民がエキストラとして参加。本田さんは「町の人に感謝している。ぜひ映画を見てほしい」と呼びかけた。 【写真】ポスターの脇でポーズ 映画は、本田さんらが演じる同町の高校生4人でつくるチーム「みよステラ」が、地元で開かれる国際大会のエキシビションマッチ出場を目指す物語。カーリングホールみよたで年末年始に開催されている国際大会がモチーフになっている。カーリングに青春をかける高校生の姿やレベルの高い競技シーンなどが見どころだ。 撮影は同町や軽井沢町で昨年12月から今年1月までの16日間行われた。試合のシーンでは町民らが観客となって応援する場面もあり、「御代田町で頑張っている高校生を町の皆さんが応援してくれて、演技や芝居を超えたようなシーンになった」と本田さん。撮影の合間にはカーリングの練習をしたといい、「カーリングの選手に共感してもらい、認めてもらえるような作品にすることを目標にした」と述べた。 記者会見の後、本田さんは阿部守一知事を訪ねて映画について説明した。