佐久長聖高・浜口大和が男子5000mでV U20日本選手権/陸上
陸上・U20日本選手権第2日(28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)U20(20歳以下)男子5000メートルは浜口大和(長野・佐久長聖高3年)が13分44秒99で制し、「自分の今の立ち位置を確認するのに大事なレースだったので、勝てた嬉しさ分もあるがひと安心。内容的にも良かった」と胸をなでおろした。13分46秒34の2位は東洋大の松井海斗(1年)、13分46秒75の3位は駒大の桑田駿介(1年)。松井と桑田の2人はいずれも自己ベストを更新した。4位は中大の岡田開成(1年)で13分47秒41。 レースは中大の岡田が積極的に集団を引っ張ったが、浜口は「思う存分利用しよう」と冷静に判断。残り1周手前で抜け出し、そのまま押し切った。年上の有力選手に競り勝ってシーズンベストをマーク。8月には全国高校総体(インターハイ)も控える。「ここでシーズンベストが出せたのはのは大きい。今回勝てたから一喜一憂じゃなくて、次の目先のレースで自分の地位をしっかりさせたい」と気を引き締めた。