中古車販売のグッドスピード、社長に宇佐美鉱油から加藤聡氏 創業者の加藤久統氏は退任
宇佐美鉱油(宇佐美智也社長、愛知県津島市)の子会社で、中古車販売を手掛けるグッドスピード(名古屋市東区)は26日、創業者である加藤久統社長が退任したと発表した。新社長には、宇佐美鉱油の関連会社、部品輸出のトップスピードインターナショナル(浜松市中央区)で社長を務める加藤聡氏が就任した。前社長の加藤久統氏はグッドスピードのグループ会社の取締役もすべて退いた。 同社が25日に開いた臨時株主総会と取締役会で、経営体制を刷新した。グッドスピードは2023年に不適切な会計処理などが発覚し、経営状態が悪化。24年7月に宇佐美鉱油の傘下となり、経営再建を進めていた。 加藤聡氏(かとう・さとし) 1989年10月東京宇佐美(現東日本宇佐美)入社。2023年1月東日本宇佐美参与東北支店長。同3月トップスピードインターナショナル、トップオートジャパン、トップパーツアジア社長。24年9月からグッドスピード社長を兼任。1969年4月生まれ、55歳。千葉県出身。 (2024/9/30 更新)