VCARBのメキエス代表「ユウキは絶好調だった」モナコGP8位入賞の角田裕毅を称賛…膠着した展開については「完全に一本道」|F1
予選では8番手、決勝でも順位を落とすことなくきっちり8位入賞で4ポイントをもぎ取った角田。今季の獲得ポイントは19点に達し、昨季の年間獲得ポイント17点を8レースのみで超えた日本人ドライバーについてはこう述べている。 「ユウキは本当に絶好調だった。再び、グリッド上では中団勢トップの位置を確かなものとした。とても貴重なチャンピオンシップポイントをさらに獲得するためにも、我々は戦略を貫いた」 「完全に一本道なレースで、赤旗からの再開後は何も変化が起きなかった。ダニエル(リカルド)もユウキと一緒に入賞できたら良かったのだが、ここまで無風状態だとWポイント獲得は事実上不可能だったと言っていいだろう」
メキエス代表はリカルドの経験と地力も頼りにしている模様。次戦カナダGPではリカルドの巻き返しに期待を寄せた。 「もちろんダニエルの力は十分わかっている。彼がパフォーマンスを発揮できるようにするため、チームとしてまだまだやるべきことがある。次のカナダは10年前、ダニエルが初めてグランプリで優勝したトラックでもある。そのカナダに行くのを楽しみにしているよ」 そしてメキエス氏はチームの代表として、尽力してくれたスタッフに対しての感謝でメッセージを締めくくった。 「ファエンツァとビスター、皆さんの尽力に心から感謝します。ここ数レースで我々が獲得した好成績は、スタッフの懸命な努力の結果だと思う。今後のレースに向け、さらに頑張ろうという意欲を与えてくれるポジティブなものだ」
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