山口県立大学が2026年に開港予定の付属高校の教育内容を発表…県立大への進学プログラムも
KRY山口放送
山口県立大学は2026年に周防大島町に開校予定の付属高校の教育内容を発表しました。「ビジネス」や「自然科学」、「看護」、「栄養」など単位制の科目を設け、県立大への進学プログラムも用意されます。 これは1日、県立大学が発表したものです。 現在の周防大島高校に2026年開校予定の県立大学付属高校は全日制課程の普通科を1学年につき3クラス設置することになっています。 「ビジネス」や「自然科学」、「看護」、「栄養」など単位制による多様な科目が設けられるほかデータサイエンス教育の充実も図ります。 また、2年生に進級する際「県大進学プログラム」の選択も可能となっていてこの中では、ゼミ方式による個人探究なども取り入れることにしています。 通学区域は定めないとし、入学選抜試験については一般選抜、連携選抜ともに他の県立高校より早い2月上旬に行うとしています。 (山口県立大学 竹村和之・付属高等学校設置準備室長) 「普通科でありながら多様な科目を自分の進路に応じて柔軟に自分の時間割を作れるというのが付属高校のカリキュラムの特徴」 また付属高校と周防大島中学校の中高一貫教育に向けた協定が締結されました。 現在、周防大島高校と町内の中学校で行われている連携型中高一貫教育を発展させ県立大学の学生や教員による学習支援や出前講義なども行うとしています。