津田学園選手紹介 伊藤侑希選手(2年) 何でもこなせる器用さ /三重
<第91回センバツ> ◇伊藤侑希選手(2年) 「ポテンシャルが高く、何でも器用にこなせる選手」とコーチや部員たちが口をそろえる。昨秋の県大会準決勝、菰野戦では一塁手。東海大会決勝では代打で出場した。 東員町出身。石川史門主将(2年)とは幼なじみで、同じ少年野球チームだった。中学で硬式野球を始め、外野手や一塁手を経験。土曜日、日曜日には朝8時から夕方5時まで、ランニングや坂道でのダッシュに励み、「中学の練習は厳しかったけれど、野球で必要な体力や瞬発力を鍛えられた」と振り返る。 昨秋の県大会では暑さのため体調を崩し、一時期、食事も取れないほど苦しんだ。準決勝の菰野戦では3打席で安打なし。本調子ではなかったとはいえ、「打てなかった自分の未熟さ」を痛感した。それ以来、打撃力を上げるために、練習から帰宅した後の素振りの時間を増やした。 「秋は自分だけ活躍できなかった。だから春には少しでも勝利につながる一打を放ちたい」と闘志をたかめている。【谷口豪】=随時掲載 ……………………………………………………………………………………………………… ◇素顔 特技はそろばん。小数点も出題される3級を持っている。休日には友人たちとカラオケに。アイドルグループ「乃木坂46」の白石麻衣さんのファン。 〔三重版〕