岡田監督の“お墨付き”…?阪神、評価が急上昇している選手(3)タイガースが誇る“和製大砲”に…?
2024年シーズンも100試合以上を消化しているプロ野球。日本一連覇を狙う阪神タイガースでは、大山悠輔や木浪聖也など、主力選手の不調や故障離脱が目立っている。しかしながら、その穴を埋めるように新たな戦力も多く台頭している。そこで今回は、今シーズンに評価を急上昇させている阪神の選手を取り上げる。(※今季成績は8月22日時点)
野口恭佑
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/86kg ・生年月日:2000年7月17日 ・経歴:創成館高 - 九州産業大 ・ドラフト:2022年育成選手ドラフト1位 育成入団から結果を残し、昨季支配下登録を勝ち取った野口恭佑。徐々に出場機会を増やしている。 創成館高では、3年時に春夏連続で甲子園に出場。九州産業大では4年春に外野手部門のベストナインを獲得。持ち前のパワフルな打撃が評価され、2022年のドラフト会議で阪神タイガースから育成1位指名を受けた。 ルーキーイヤーの昨季は、ウエスタン・リーグで67試合出場し、打率.303、6本塁打、18打点の好成績。シーズンオフの11月という異例のタイミングで、支配下契約を勝ち取った。 今季は開幕二軍スタートとなったが、ファームで3割を超える高打率をマーク。6月下旬に初の一軍昇格を果たすと、7月8日に代打出場で初安打・初打点を記録した。 ここまでの成績は、26試合出場で打率.189。物足りない数字ではあるが、得点圏打率.357(14打数5安打)と勝負強さを発揮。 また、守備では自慢の強肩を活かして3つの補殺を記録。現在はファームへ降格し、再び猛アピールが求められる状況となっている。
ベースボールチャンネル編集部