早くもドラフトの“目玉”に!? プロ注目の高校球児(3)センバツで観たい世代No1.サウスポー
2024年シーズンのプロ野球開幕が近づくとともに、アマチュア野球界もこれからが本格的なシーズンインを迎える。高校野球に目を向けると、今月18日から春の選抜甲子園が開幕。中でも注目されるのが、ドラフト候補選手の活躍だろう。今回は、現時点で今秋のドラフト戦線に浮上している高校生を厳選し、紹介する。
洗平比呂(八戸学院光星)
高校生左腕の中で高い注目度を誇る最速147キロ左腕。名前の由来は野球漫画「H2」の主人公である国見比呂で、元中日の洗平竜也を父に持つ。 八戸学院光星では1年春からベンチ入りした。1年夏には甲子園デビューを果たし、愛工大名電(愛知)相手に5回1失点(自責0)と好投。球速も自己最速を更新する140キロを計測した。 2年春には147キロを計測し、夏は再び甲子園で登板。ノースアジア大明桜(秋田)戦で完封勝利を挙げるなど、15回3/2を投げて3失点に抑えた。秋は東北大会準優勝にとどまったが、全国大会の実績は十分だ。 今春のセンバツ甲子園では、自身3度目となる聖地のマウンドに立つ。チームメイトで同じくプロ注目左腕の岡本琉奨らとともに投手陣をけん引し、さらに進化した姿を見せたい。
ベースボールチャンネル編集部