【独占】復活V 大里桃子はなぜドローからフェードへの変更をシーズン中にできたのか
「宮里藍サントリーレディス」で3年ぶりのツアー3勝目を挙げた大里桃子がゴルフ専門動画アプリALBA TVが制作する自身のYouTubeチャンネルでインタビューに答えた。 【初公開】大里桃子の愛車が凄かった!お気に入りの高級車を熱く語ります! プロ入会後わずか23日でツアー初優勝を果たすなど鮮烈なデビューを飾った大里だったが、その後はパッティングに悩み1試合の中で握り方を変えるなど試行錯誤。本人も「1メートル以内は入ったらラッキー」と語るほど悩みは深かった。悪戦苦闘を続ける中で2021年に2勝目を挙げるも、昨年は生命線のショットも不調に陥りついにシード陥落。QTで5位に入りなんとか前半戦の出場権を得ての今季だった。 転機はショットに悩みを深めた昨年途中から敢行したスイング変更。持ち球をドローからフェードに変える大胆なチェンジにも「QTに間に合えば」と迷いはなかった。女子ツアーは休みなく試合が組まれているため、シードを守るために不調に陥れば陥るほど守りに入りたくなりそうなものだが、不安はなかったという。 「もともとパターも握り方を色々変えるとかやってきたので、ドローからフェードに変えるのにも(自分に)不信感はなかった」。一度決めたらあっさりと、大胆に。長くパターに苦しみその悩みを乗り越えてきた大里だからできた決断だった。 今季は黄金世代と呼ばれる自身の同級生たちの活躍が続く。「前の週に(新垣)比菜ちゃんがして復活優勝っていいなあって思ってたし、全米(女子オープン)で渋野(日向子)が2位になったり、他にも初優勝してる同級生(臼井麗香、天本ハルカ)もたくさんいて刺激をもらいながら毎試合出ている」。20代も折り返しを迎えた世代の中心選手として、まだまだ輝きを放ち続ける。