まさに大出世! JFL→J1主力に這い上がった苦労人(10)凄すぎ!? J1ベストイレブンにも選ばれたFW
日本でトップレベルの選手が集うJ1リーグでは、日夜厳しい競争がおこなわれている。その中で、アマチュアカテゴリーであるJFLからのし上がった選手も複数いる。そこで今回は、JFLでデビューしてからJ1へと活躍の場を移していった選手をピックアップする(データは11月10日の『transfermarkt』を参照)
FW:古橋達弥 生年月日:1980年11月7日 デビュークラブ:Honda FC J1デビュークラブ:セレッソ大阪 JFL記録となる14試合連続得点を2003年から2004年の間に達成した古橋達弥は、本田技研工業サッカー部(現Honda FC)からプロサッカー選手へとのし上がった。 アマチュアリーグでの活躍を受け、セレッソ大阪が古橋の獲得を打診。2004年6月、同選手はカテゴリーをひとつ飛ばしてJ1クラブに加入した。2004シリーズ途中からチームに加わり、同年8月14日に行われたセカンドステージ第1節・FC東京戦でプロ初ゴールを記録。この年は最終的にリーグ戦14試合に出場して5得点をあげた。 その後もセレッソの攻撃を牽引し、2005シーズンはチームを上位に導いてJリーグベストイレブンに名を連ねた。なお、このときは同シーズンのチャンピオンチームとなったガンバ大阪の遠藤保仁やアラウージョらも選抜されていた。 翌シーズンは成績が振るわず、チームはJ2降格の憂き目にあったが、古橋は残留。47試合で18得点をあげた。以降は活躍の場をモンテディア山形や湘南ベルマーレに移しながら、J1通算で125試合でピッチに立った。 2014年2月に古巣・Honda FCに復帰し、2020年に引退するまで8シーズンにわたって得点を量産し続けた。
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