「岡本生かすも殺すも、存在にかかってくる」どこよりも早い開幕予想オーダー 高木豊氏が巨人で注目した"鍵を握る選手"とは
2025年がいよいよ幕を明けた。野球界は2月1日のキャンプインからいよいよ、ペナント奪取に向けての戦いが始まっていく。 【動画】岡本和真がキング独走の24号!看板直撃の豪快弾の映像 そんな中、早くも3月の開幕戦がどのような顔ぶれでスタートを切るのか、開幕予想オーダーが注目を集めている。各球団、助っ人含め、新戦力をどのように戦いの輪に組み入れていくのかも重要となる。 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は2日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。「【開幕オーダー】巨人岡本を活かすも『〇〇次第!!新加入のキャベッチの起用は?』楽天ドラ1位宗山はスタメン?2025年開幕オーダーを発表します!【プロ野球】」の動画の中で巨人の今季開幕オーダーについて独自の見解を語っている。 2024シーズンは菅野智之がリーグ最多勝となる15勝をマーク、貯金12を作るなどチームをけん引、4季ぶりのリーグ優勝を果たすも日本一には今一歩、手が届かなかった。 課題は得点力をあげることにもあると見られるが、果たして2025年型オーダーはどうなっていくのか。 高木氏は開幕オーダーに関して「ある程度 優勝しているときのメンバーによく似ている」としながら、以下の予想を行った。 1番・丸(右翼) 2番・ヘルナンデス(中堅) 3番・吉川(二塁) 4番・岡本(一塁) 5番・キャベッジ(左翼) 6番・坂本(三塁) 7番・門脇(遊撃) 8番・甲斐(捕手) 9番・戸郷(投手) このオーダーのポイントには「ジグザグを組みました」と左、右打者を交互に配したとして、昨年フル活躍を見せた吉川尚輝の3番に関しても「やっぱり吉川の3番がすごく効いていた」とした。 さらに注目には新助っ人のトレイ・キャベッジをあげた。昨年3Aでは打率・306、30本塁打、32盗塁と「トリプルスリー」を記録。左打ちのパワーヒッターとして期待を集める。 キャベッジに関して高木氏は「岡本生かすも殺すもキャベッジの存在にかかってくる」としながら、5番のキャベッジが不振のようでは「(岡本が)また一人になってしまう可能性もある」と打線で孤立してしまう危険性もあるとした。 昨年のCSファイナルSではDeNA側は主砲、岡本との勝負を避け、5番勝負としたことで勝機を見出だした。 逆に巨人側としては岡本を封じられてしまうと得点に結び付けられず、計6試合で9得点の貧打もクローズアップされた。 高木氏も「キャベッジというのがこのオーダーの中ではポイント高いよね」としながら、仮にこの新助っ人がキャンプ、オープン戦を通じて、上向かないようであれば、5番打者候補としては大城卓三の名前をあげる場面もあった。 動画内では楽天の開幕オーダーについても触れている。 オフの大型補強も話題を集めた阿部巨人が果たしてどんなオーダーでスタートを切るのか。今後の開幕までの道のりも含め、注目を高めそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]