英キャサリン妃、「困難な時期」振り返るクリスマス礼拝開催
【AFP=時事】英国のキャサリン皇太子妃は6日、ロンドンのウェストミンスター寺院で「最も困難な時期」に思いをはせるクリスマス礼拝を主催した。キャサリン妃は、がんの化学療法を終えて公務に復帰している。 ケンジントン宮殿によれば、今回の礼拝は、「愛と共感の大切さ、特に人生で最も困難な時期に、私たちがお互いをどれほど必要としているかを振り返る」ことを意図している。 キャサリン妃は、夫ウィリアム皇太子、長男ジョージ王子、長女シャーロット王女、次男ルイ王子と共に出席した。 礼拝には1600人が出席し、ケンジントン宮殿によると、「個人レベルで友人や家族に対して、または仕事やボランティア活動を通じて他者を支えてきた人々」が招かれた。BBCは、今年7月にイングランド北西部サウスポートでダンスイベントが襲撃され、子ども3人が刺殺された事件に巻き込まれた家族も含まれていると報じている。 キャサリン妃は、一部のゲストと交流した。 招待者全員に配った感謝の手紙では、「この礼拝は、皆さん一人一人を心から祝うもので、クリスマスや一年を通じて、私たちはお互いを照らし合わなければならないことを思い出すためのものです」「喜びや悲しみを味わう時、私たちは皆、お互いの光です」とつづっている。【翻訳編集】 AFPBB News