「魅力的な価格も話題を呼びそう」2023年春に登場したモデルのリバイバル、ジープ コマンダーに前輪駆動の限定車“ロンジチュード”が登場
ジープブランドの7人乗りSUV「コマンダー」に限定車「コマンダー ロンジチュード(Commander Longitude)」が設定されて登場した。通常のカタログモデルにはない前輪駆動で、軽快な走りやパワフルな加速、コーナリング時の優れたドライバビリティに加え、¥5,590,000という魅力的な価格も話題を呼びそうだ。限定車「コマンダー ロンジチュード」は100台限定で、10月5日より、全国のジープ正規ディーラーで販売が開始される。 ⇒【写真】ジープブランドの7人乗りSUV「コマンダー」の限定車「コマンダー ロンジチュード」の詳しい画像を見る(全10枚)
3列シート7人乗りを採用して人気のSUV「ジープ コマンダー」
ジープ コマンダーは、2022年10月、チェロキーに代わるモデルとしてグランドチェロキーとコンパスの間に位置するSUVとして登場。そのスタイリングはグランドチェロキーの系統を引き継ぐデザインで、ヘッドランプと一体化したジープ伝統の7スロットグリルやブラックペイントルーフなどを採用、プレミアムモデル「グランド ワゴニア」からインスパイアされたリアコンビランプやリアバンパーのデザインも話題となった。 シートアレンジは3列7人乗りを採用しており、2列目と3列目にも十分なスペースを展開する。また、2列目、3列目ともシートバックは分割可倒式で、ラゲッジスペースは5名乗車時で481L、7名乗車時でも170Lを確保している。 グレードは「リミテッド」のみの設定で、ジープ ブランドで初採用の2L 直4ディーゼルエンジンは最高出力170psと最大トルク350Nmを発生。組み合わされるトランスミッションは9速AT、駆動方式は電子制御4WD「ジープ アクティブドライブ」を採用し、あらゆる路面で高い走行安定性を実現する「セレクテレイン」も備えている。
前輪駆動とすることで90kgもの軽量化を実現
今回登場した限定車「コマンダー ロンジチュード」は、2023年春に発売されて好評のうちにたちまち完売となった限定車「コマンダー ロンジチュード」のリバイバルモデル。 カタログモデルのリミテッドと同等のエクステリアや、2L 直4ディーゼルターボエンジンを搭載しながら、前輪駆動やプレミアムファブリックのインテリアなどを採用することで、車両価格(税込)は¥5,590,000と、コマンダー リミテッド(¥6,090,000)より¥500,000も安く購入しやすいリーズナブルな価格を実現した。 また走りの面では、前輪駆動とすることで90kgもの軽量化を実現し、発進時のパワフルな加速やコーナリング時の優れたドライバビリティでは、カタログモデルのリミテッドを上回るものとなっている。 もちろん安全装備はベース車のリミテッドと同等で、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、ハイウェイアシストシステム、アクティブレーンマネジメント、衝突被害軽減ブレーキ、オートブレーキホールド、縦列/並列パークアシスト・アンパークアシストなどが装備される。 ボディカラーは、ベースモデルで人気の「パールホワイトトライコート」を設定。100台限定で販売される。
限定車「ジープ コマンダー ロンジチュード」スペック 全長×全幅×全高 4,770×1,860×1,730mm ホイールベース 2,780mm 車両重量 1,780kg エンジン 直列4気筒DOHCディーゼルターボ横置 総排気量 1,996cc 最高出力 125kW(170PS)/3,750rpm 最大トルク 350Nm(35.7kgf・m)/1,750-2,500rpm トランスミッション 9速AT 駆動方式 FF タイヤサイズ 235/55R18 メーカー希望小売価格 ¥5,590,000(税込) 文/近藤暁史 写真提供/ステランティスジャパン
MonoMaxWeb編集部
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