「いつまでキャスターごっこ?」櫻井翔の“資質”に辛辣意見殺到 性加害問題に“弱腰”後も起用され続ける理由
10月27日、「嵐」の櫻井翔が、フリーアナウンサーの藤井貴彦と報道番組『zero選挙2024』(日本テレビ系)のMCを務めた。与党・自民党が公示前の247議席から191議席に激減し、大波乱となった衆院選を櫻井はリポートしたが、インターネット上では厳しい目が注がれている──。 【パリ五輪】500人が選んだ「キャスター&アナ」櫻井翔の順位は? 番組で、野党各党の代表と中継をつないだ際、櫻井と国民民主党の玉木雄一郎代表がやり取りする場面があった。 「玉木氏は、公約のひとつとして『手取りを増やす経済政策』を掲げており、年収が103万円を超えると所得税が課税される、いわゆる『103万円の壁』の話題になりました。玉木さんは、基礎控除や給与所得控除を速やかに上げていくことを力説したのですが、それまで彼の話に大きくうなずいていた櫻井さんが、『103万円』の話題になった途端、首を傾げたり、目を泳がせたりするような瞬間が見受けられました。そのためSNSでは、アイドルである櫻井さんが『基礎控除や給与所得控除を理解していないのでは?』という声があがったのです」(政治担当記者) 櫻井は、2006年から『news zero』の前身となる『NEWS ZERO』時代から、番組の月曜キャスターを務めている。 ただ、選挙特番での櫻井の困惑した表情があまりに印象的だったためか、X上では長年、彼をキャスターとして起用する日本テレビに対する疑問の声も続出した。 《ってかさ、日テレはいつまで櫻井翔にキャスターごっこをさせるの?滑舌悪いしイントネーション酷いから話が入ってこないし、なにより特徴がない》 《櫻井翔もよくキャスター続けられるよな。ジャニーズ問題でも当事者のくせに頓珍漢なことしか言ってないし今回も103万円の壁すら知らない。キャスターがどんな仕事が分かってないんだね》 《日テレって櫻井翔いる意味あるの?》 《選挙のことをちゃんとわかってる人間をキャスターに擁立すべきだろうが。アイドルになにがわかる。ギャラ無駄遣いすんな》 キャスター歴18年になる櫻井だが、2023年には故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に対する姿勢が物議を醸したこともあった。 「2023年5月には、被害を訴える元所属タレントが会見を開き、当時、旧ジャニーズ事務所の社長だった藤島ジュリー景子氏が顔出しで騒動を謝罪するなど、世間的に大きな注目を集めていました。 こうした事態を受けて、東山紀之さんが『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で、KAT-TUNの中丸雄一さんが『シューイチ』(日本テレビ系)で、それぞれジャニー氏の問題に言及するなか、櫻井さんは6月の『news zero』で話すまで、沈黙を貫いていました。 また言及した際も、当たりさわりのないコメントだったため、所属する事務所の問題に“弱腰”な姿勢が垣間見え、疑問を抱く人も多かったのです」(芸能記者) 性加害問題以降、インターネット上では、櫻井が『news zero』のキャスターから降板になるという噂も飛びかった。 ただ、問題が報じられてからから1年以上たっても、櫻井は番組に変わらず出演している。テレビ局関係者は、櫻井が起用され続ける理由に関して、こう語る。 「“人材不足”であることが大きいと思います。2006年の番組開始当初からメインキャスターを務めた村尾信尚さんが2018年に卒業し、2022年からメインに就任した有働由美子さんも2024年3月で卒業しました。番組を支えてきたメンバーが卒業し、いまや創設メンバーは櫻井さんだけなんです。 櫻井さんは選挙だけでなく、ラグビーや障害者スポーツ、終戦や被災地といったデリケートな内容の取材も経験しています。また、番組開始当初から仕事をしているため、スタッフが細かく説明しなくても、企画の趣旨を理解してもらえるんです。ある種、番組にとって使い勝手がいいと言えなくもありません。番組の人材が不足するなか、櫻井さんに頼らざるをえないのかもしれません」 できるだけ、古株として“頼れる姿”を見せてほしい。