45歳でFIREするつもりの私は、4つの段階の計画を立てている。投資を増やす最善の方法とは?(海外)
アニー・コール氏は家族と過ごす時間を増やすためにフルタイムの役職を手放し、ファイナンシャルコーチとして活動を始めた。 コール氏は、2万6000ドル(約390万円)の年収からスタートし、4つの段階を経て45歳で早期退職するつもりだ。 その戦略には、考え方の切り替え、価値の提供、投資、そして収入源の多様化が含まれている。 以下のエッセイは、ワシントン州バンクーバー在住で、「 マネー・エッセンシャルズ・フォー・ウーマン(Money Essentials for Women)」を設立した35歳のアニー・コール氏との対話をもとにしている。長さとわかりやすさの観点から、編集を加えた。 2012年、私は大学を卒業してソーシャルワーカーとして働き始めた。年収は2万6000ドル(約390万円、1ドル=150円換算:以下同)だった。精神的につらい仕事を2年続けたのち、私は教育分野に転職した。 ある大学の学生学術リソースセンターに就職し、新入生や問題を抱えている学生の世話を担当した。2年後、学術アドバイザー職に昇進した。 さらに研究コーディネーターとして働きながら教育学博士課程を修了し、国際的な教育テクノロジー系非営利団体でリサーチアナリストの職を得た。仕事好きで、優れた成果を残したため、幹部職に2度昇進し、そのたびに報酬も増えた。 それでも、今年は現状の副理事長職を辞して、ふたつの大きな動きをするのに最適だと思えた。家族と過ごす時間を増やし、自分自身の事業を立ち上げるのである。不安はあったが、準備は整ったと思えた。 以前勤めていた会社を対象にパートタイムでコンサルティング業を始め、ファイナンシャルコーチとして「マネー・エッセンシャルズ・フォー・ウーマン」を立ち上げることに全力を注ぐことにした。 目標は10年後、45歳での早期退職をすること。しかし、2万6000ドルの年収から早期退職への道は、段階的に行なわれる必要がある。