45歳でFIREするつもりの私は、4つの段階の計画を立てている。投資を増やす最善の方法とは?(海外)
【第4段階】9時5時の考えにとらわれない
時間を差し出してお金を稼ぐのも悪くはないが、時間には限りがある。実際に働いていないときもお金を得るために、私は収入源を増やす工夫をしている。 最近では、ファイナンシャルコーチ業の一環として2週間のオンライン講座を開設した。それなら複数の女性受講者がそれぞれ好きな時間に受講できる。また、私の最高のアドバイスをまとめた電子書籍も書き、24.99ドル(約3750円)で販売している。 今年は、不動産の賃貸収入として6万ドル(約900万円)、コンサルティングおよびコーチングで13万ドル(約1950万円)、投資口座からのリターンで3万ドル(約450万円)ほどの収益を見込んでいる。
やはり4%ルールが明確な基準
これからの10年、私は投資にかなりの重点を置く(年間約4万5000ドル[約675万円])つもりで、年間10%の成長を期待している。45歳になるころには、160万ドル(約2億4000万円)以上に成長しているだろう。 4%ルールに従えば、退職後に年間6万5000ドル(約975万円)近くの生活費を引き出せることになり、これは今の私の生活費よりも多い。 投資ポートフォリオだけでこの額だ。不動産投資、自分が住んでいる家、コーチング業のオンライン口座、電子書籍などからは、45歳を過ぎてからも収入が期待できる。
計画を確実に成功に導くために
以前は、永遠に仕事から引退し、投資や貯蓄からの収入で暮らすことを、退職と呼んでいた。しかし最近では、FIREムーブメント(経済的自立・早期退職運動)の浸透で、この定義が拡大された。 たとえば50代のころにフルタイムの仕事はやめて、その代わりにスターバックスで週に10時間働いて収入を補う場合も「退職」とみなされるようになった(退職後にパートタイムで働くことはバリスタFIREと呼ばれている)。 私の場合は、45歳までに伝統的な意味で退職することを望んでいる。ただし、それまでに、45歳以降も自分の事業を続ける気が芽生えている可能性もある。私にとって大切なのは、選択肢をもつことだ。 正しい道を歩み続けるために、次の3つにこだわっている。 毎月、個人資産管理トラッカーを使って、出費、収入、投資などのすべてを追跡している。ネット上で私個人のニーズに合ったものが見つからなかったため、数年前に自分でトラッカーをつくった。 目標を達成するために必用な貯蓄額、支出額、投資額を完全に把握し、自分に課した義務を守り続けている。以前は、投資する額を増やしすぎると生活がひもじくなると考えていたが、今はもう、そのお金が手元にあればよかったのに、などと考えることはなくなった。無料あるいは低価格なもので生活は充実している。 人生の変化に適応することを恐れない。旅行する機会や、親友の婚約を祝うパーティを開くチャンスなどがあれば、私はためらうことなく飛びつくだろう。人生はあまりに短く、そうした特別な瞬間を逃したくはない。