シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ 映画『ウィキッド』にかける情熱 オーディション時の貴重な姿も
不朽のミュージカルとして20年以上愛され続けてきた「ウィキッド」が、待望の映画化。この度、そんな映画『ウィキッド ふたりの魔女』より、主演のシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの貴重なオーディションの秘話と映像を交えたキャスティング時の特別映像が公開された。 本作は、エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派シンシア・エリヴォと、グラミー賞の常連で世界を魅了し続けるアーティスト、アリアナ・グランデを主演に迎え、『クレイジー・リッチ!』や『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウが監督を務める。 これまで数々のミュージカル映画を手掛け成功を収めてきたジョン・M・チュウは、監督したい作品を聞かれるたびに「迷わず『ウィキッド』と答えていた」と振り返る。そして、周囲から偏見や不当な先入観を受け、まだ自分の本当の力を見出していない後の《悪い魔女》エルファバ役を務めたシンシア・エリヴォは、本作について「唯一無二の作品」と賞賛しながら、孤独を抱えることの多いエルファバに「人と違う存在でいる気持ちが私には痛いほど分かるの」と強く共感を示す。 また、エルファバと対照的に社交的な性格で周囲の人気者であるものの、まだ自分の本当の心を見出していない、後の《善い魔女》グリンダを務めるアリアナ・グランデは、10歳の頃に舞台を観に行き「登場人物との絆を感じた」と語り、どちらの魔女を演じたいかと聞かれた際にも「グリンダ」と即答。長年に渡りグリンダを演じることを切望していたことが伺える。確固たるスキルと人気を兼ね備えたカリスマ性溢れる2人だが、長年夢に見ていた役が決まったときには、両者ともこれまで積み重ねてきた想いが溢れ出たかのように感動の涙を流す。 見事に役を射止めたシンシアのオーディションでの演技について監督は、「繊細な演技だった。頭に焼きつくほど印象的だった」と語り、アリアナについては「僕の知っているアリアナとはまるで別人だった」と最前線で世界を魅了し続ける歌姫の新たな一面を見たと話す。続けて「これまでにない体験を観客に届けたい。僕と同じ気持ちを劇場で味わって欲しい。」と熱い想いを明かした。 映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、2025年春 全国ロードショー。
otocoto編集部