「出勤前の2分でケアできるのに…」雪で汚れた靴と服、びしょ濡れのまま放置したオジサンの末路
濡れたらすぐに、タオルで拭く。
突然の雨や雪で困ることの一つが、濡れた服や靴のケアでしょう。 どうにか帰宅したものの、上着やスーツ、革靴が濡れてガッカリ……という経験は、多くの方がしているのではないでしょうか。 【革靴のメンテナンス】プロが教える。磨き方や手入れのポイント、クリームの使い方 濡れた服や靴を放置すると、ガンコな生乾き臭が残ったり、シミやカビが発生したり、生地が傷んだりと悪いことづくし。周囲の人に「あの人臭う」「シミだらけで残念な服を着てる」と思われかねず、ダサオジ一直線です。 雪や雨の後でも服や靴を清潔に保ち、長持ちさせるのに必須なのが、濡れたまま放置せず、すぐに手入れすることです。 では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
濡れた服のお手入れ方法
濡れた服は、すぐに洗濯をすることがベストです。 しかし、スーツやコートなど家では洗濯ができない服もありますよね。そういうときは、以下の方法を試してみてください。 (1)濡らしたタオルで汚れを拭き取る ポイントは、水で濡らして固く絞ったタオルを使うこと。 雨は純粋な水ではなく、酸性やアルカリ性になっているため服の生地を傷ませます。また、雨は、汚れも含んでいます。 タオルで軽く叩くようにして汚れを拭き取りながら、雨の酸性やアルカリ性を弱くしていきましょう。 (2)形の合ったハンガーに干す タオルで拭いたあとは、シワを伸ばして肩幅に合った厚みのあるハンガーにかけ、風通しの良い場所に干します。
肩幅に合っていないハンガーや針金など薄く変形しやすいハンガーは、型崩れの原因になるため、使用を避けましょう。 これで応急処置は完了です。 (3)自宅での手入れまたはクリーニング 自宅で汚れ落としとニオイ対策を行うか、クリーニングに出しましょう。 スーツの場合、乾いたらブラッシングをします。ブラシで優しくホコリなどを落とします。 その後、消臭スプレーで殺菌と消臭を行いましょう。消臭には、スチームアイロンも便利です。 続いて、靴、濡れると特に厄介な革靴のケア方法をご紹介します。