ミステリー小説の結末が… 図書館でページの“抜き取り”相次ぐ 香川・高松市
日テレNEWS NNN
香川県高松市の図書館で、ページの抜き取り被害が相次いでいます。 記者(高松市中央図書館) 「こちらが被害にあった本なんですが、ミステリー小説の最後の部分が抜かれて結末が分からなくなってます」 被害は、話の冒頭や結末など様々で、市内の2つの図書館で合わせて35冊の被害が確認されています。 その中には、湊かなえさんの長編ミステリー『落日』もありました。 高松市中央図書館 一原玄子館長 「『落日』という本なんですけど、実はもう1冊被害にあった本がありまして、2冊ともほぼ同じ場所が切り取られて。巻頭の部分が切り取られて」 被害は2022年3月ごろから始まり、図書館が張り紙で警告していますが、10月も被害にあっています。 高松市によると、本は返却される度に職員が点検しているため、館内で抜き取られた可能性が高いということです。 市は、警察に被害届を提出する方針です。