住宅地に出現!?マグロの希少部位を売る自販機 早速購入して食べてみました 盛岡市
岩手県盛岡市の閑静な住宅街に、ある自販機が登場し、住民の話題になっていると聞き、現地に向かってみました。 【写真を見る】住宅地に出現!?マグロの希少部位を売る自販機 早速購入して食べてみました 盛岡市 こちらがその住宅地。よく見ると、見慣れた飲料の自販機の隣に、何かを売っている自販機がもう一台・・・何を売ってるのかな? 寄ってみると、ん? マグロの中落ち?マグロの尾肉?マグロの心臓? マグロの希少部位を売る自販機ではないですか! 2024年の1月からこの場所にあるそうです。 ほかにもカツオのたたきや、カツオのなめろうなど、お父さんの晩酌のお供にピッタリなメニューが! そしてどれもが300円や400円と安い! これならお父さんだけじゃなく、夕食のメニュー選びに頭を悩ませている奥様方の強い味方にもなりそう。 下の方には、けずりメロンやチョコバナナのボタンもあり、見ていて楽しいです。 「なぜここに?」という疑問は湧きますが、それよりまず・・・食べてみたい! と、いうことで購入してみます。 最初にマグロの中落ち刺し。 続いてマグロの尾肉刺しをセレクト。冷凍です。 本マグロの心臓刺しも食べてみたかったのですが、これは仕入れで手に入らない日が多く、「あればラッキー」なのだそうです。 さて、自宅に持ち帰り解凍してみました。 気がついたのですが、300円にしてはボリュームが多い! こちらが中落ち刺し。キレイなピンク色! そしてこちらが尾肉刺しです。こちらは少し濃い目の色合い。 どちらもしっかりしたマグロの味!おいしいです! ごはんが進みそうですし、酒の肴にもピッタリです。 さて、なぜ住宅街にマグロの希少部位を売る自販機があるのでしょうか? 自販機を管理している、株式会社ラージックの佐久士美智子さんに聞きました。 (どうして住宅地にマグロの希少部位の自販機があるんですか?) 「今置いている場所は会社のすぐ近くなんです。以前は別の場所にあったのですが、管理しやすいこともあり、この場所にしました」 (このマグロはどこから?) 「我々の会社は『海王』という居酒屋を経営しています。お客様に提供するため、社長が毎日魚市場に行き、新鮮なマグロを仕入れています。それを解体し、その一部を使って自販機用に冷凍しています」 (お値段が安くてびっくりですね) 「自販機の販売に勢いをつけようと、目玉商品価格です」
なるほど、会社の近くだから住宅地なんですね。 そして、安さの秘密は「目玉商品だから」。いいですねー。 ちなみに住宅地にあっても売れ行きは好調。 知っている人は遠くから来て買っていくそうです。 今後は観光客の人にお土産として買ってもらえる場所にも設置したいとか。 住宅地に出現した「まぐろの希少部位を売る自販機」。 手ごろな値段でおいしいマグロ。食卓の強い味方になってくれそうです。
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