兵庫・斎藤知事 不信任決議について「本当にそこまでいかなければいけなかったのかという思いは正直ある」
不信任決議に納得しているのか?
県議会の全議員86人が全会一致で出した不信任決議。斎藤知事は失職、出直し選を選択した。 この点について、報道陣からは「知事は不信任決議が出たことについて納得されているのか? それに納得していないという思いがあるから、出直し選挙に出るという認識か」という質問があった。
「知事が職を辞するべきことなのか」という思いが根底にある
斎藤知事はそれに対し「百条委員会や第三者委員会をやっていくと文書問題についての調査をやって、事実を解明して改めていくということはすごく大事だと思うが、果たしてそれが『知事が職を辞するべきことなのか』というところは、やっぱり根底にあるというのは正直なところですね」と答えた。
議会の判断も「そこまでいかなければいけなかったのか」という思いがある
斎藤知事は、職員に対して机を叩いたり、付箋を投げた行為などについては「反省しなければいけないところ」と述べた。 しかし「やっぱり知事というのは3年前に大きな負託を受けてならしていただいているなかで、職を辞するというのはかなり重大なことですので、私はそこはやはり、不信任決議を出して可決いただいたというのは議会のご判断ではありますけど、私はそこは、少しやっぱり本当にそこまでいかなければいけなかったのかという思いは正直ありますね」と不満を述べた。