スペインのソフィア前王妃(85)、尿路感染症で入院 国王も自ら運転し見舞いに
現在85歳のスペインのソフィア前王妃が4月9日夜(現地時間)、尿路感染症のためマドリードのルーベル・インターナシオナル病院に入院していたことが明らかになりました。 【写真】凛々しすぎる横顔! 国旗にキスをするスペイン・レオノール王女 翌日には息子の国王フェリペ6世が自らの運転で病院を訪れ、前王妃を見舞いました。
スペインの『オラ(Hola)!』誌によると、病院を出た国王は集まった報道陣に対し、前王妃の様子について、「とても元気です。なるべく早く退院し、(自宅に)戻りたいと言っています」と説明しました。また、この日はお見舞いに訪れた前国王夫妻の長女、エレナ王女の姿もカメラに捉えられています。 国王は、11日にはレティシア王妃とともに、再び病院を訪問。このときには、前王妃は退院を希望しているものの、時期は未定であることを明らかにしました。 ソフィア前王妃は、入院するわずか数日前の4月8日には、3月1日に49歳で死去した甥のフェルナンド・ゴメス・アセブさんの葬儀ミサに出席。 そのほか6日には、マドリードのホセ・ルイス・マルティネス=アルメイダ市長とテレサ・ウルキホさんの結婚式に出席していました。テレサさんは、両シチリア王国の前身シチリア王国の王位請求者の娘テレサ王女の孫娘(フェリペ前国王のいとこの娘)にあたります。
8日に行われた葬儀ミサには、2014年に譲位したフアン・カルロス1世も出席しました。 前国王は不正疑惑で捜査を受け、退位した後の2020年に国外に亡命。現在は単身で、アラブ首長国連邦(UAE)で暮らしています。ただ、スペインにはたびたび帰国しています。
1962年に結婚した前国王とソフィア前王妃には、エレナ王女、クリスティーナ王女、フェリペ国王の3人の子がいます。
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