ワイルドなライダースを上品に着こなすには? はい「セリーヌ」が正解です!
ラギッドすぎずにモードな着こなしが楽しめる革ジャンの金字塔!
第711回目は、セリーヌのレザージャケットです。 着た瞬間に男らしさを十二分に発揮するライダース。それをイケオジが街使いで楽しむとあれば、やはり忘れてはならないのが上品さです。大人のエレガンス漂うライダースと言えば……やっぱり「セリーヌ」ですよね。 イケオジにおすすめのアイテムを動画でチェック! シングルライダース型のこちらは、ソフトな肌触りが特徴のラムスキンを採用。上質な素材とスマートなシルエットが色気あるラグジュアリーを演出。元来モーターサイクルジャケットだった一着を、見事街使いに落とし込んでいます。シンプルなルックスながら、八の字ジップポケットやロゴの刻印入りのジッパープルがアクセントになってくれます。 アメカジやミリタリーといった男らしい装いが人気を博し、今やライダースも注目の一着。ワイルド一辺倒にならず、しっかり上品さを香らせる一着は、イケオジにとって最も手軽に今っぽさをモノにできるアイテムかと! スタンドカラーディテールは、ジップを開けた時でも存在感を発揮。スマートに見せるなら、ボタンまで閉めるのがおすすめです。随所のダーツも目を引きます。 裾のサイドにあしらわれたアジャスターベルトや袖のジップに配したボールチェーンが、古き良きライダースを象徴。男心くすぐるディテールを残しているのも見どころです。 ライニングはキュプラとコットンをブレンドしたキルティング仕様に。今時期にちょうどいい暖かさも補完できるので、実に使い勝手よし。真冬になってからは、この上からコートを羽織るという手も。シャープなシルエットのライダースだからこそなせる業です。 レザーライダースと言えば、やっぱりダブルは欠かせません。カーフスキンを贅沢に使用し、シングルよりもややゆとりのあるシルエットを採用。元からソフトではありますが、使い込むほどにさらに柔らかくなるので、窮屈感なく着こなせます。そして、なんといっても高光沢のビッグボタン(カボション)。ナポレオンジャケットを想わせるディテールが、周囲との差別化にもってこいです。 Photo:Naoto Otsubo Styling:Takahiro Takashio Text:Hayato Hosoya