大谷翔平、25万人の世界一パレードに驚き「壮観」「圧倒されている」…英語で絶叫!わずか1年でたどり着いた『最高の景色』
大リーグのワールドシリーズを4年ぶりに制したドジャースの優勝パレードと祝勝イベントが1日(日本時間2日)、ロサンゼルスで行われた。大谷翔平選手は真美子夫人、愛犬のデコピンとともにオープン仕様のバスに乗り込んでパレードに参加し、沿道のファン笑顔を振りまいた。前回2020年は新型コロナウイルス禍で実施されず1988年以来36年ぶりのパレードだった。 ◆大谷翔平、真美子夫人&デコピンと優勝パレードでにっこり【写真複数】 ◇ ロサンゼルス市役所から約1・6キロの道のり。平日の昼間ながら、ドジャースのパレードはファンの熱狂に包まれた。沿道には隙間なく、ぎっしり人が埋まり、MLB公式サイトによると約25万人が詰めかけた。山本由伸投手やウィル・スミス捕手らが同乗するバスの2階から詰めかけた大勢のファンを眺めた大谷は「壮観。こんなに人がいると思ってなかったので、圧倒されている」と実感を込めた。 青の紙吹雪がロスの空に舞い、「MVP」の大合唱が起きた。大谷は真美子夫人と連れ添い、愛犬「デコピン」を抱きかかえて大声援に応えた。「1年目から応援してもらって、受け入れてもらって感謝している。最高の結果をチームとして出すことができた素晴らしい1年だった」。「優勝以外は失敗」と覚悟したシーズンで思いは成就し、ドジャースにとって36年ぶりとなるパレードに参加できた。 その後はドジャースタジアムに戻って、祝賀会が開催された。4万2458人が来場し、熱気に包まれたイベントで、ロバーツ監督や選手が壇上でスピーチ。大谷も、監督に振られ、K・ヘルナンデスに促されてマイクを握った。そして、英語で絶叫した。 「This is so special moment for me.I'm so honored to be here and part of this team.(これは特別な瞬間。ここにいることができて、このチームの一員になれて光栄です)」。 そして、続けた。「Congratulations, Los Angeles. Thank you, fans.(おめでとう、ロサンゼルス、ありがとう、ファン)」。流ちょうな英語スピーチに、ファンは「MVP」コールが沸き起こった。ドジャーブルーのユニホームを着てわずか1年。最高の景色が目の前に広がった。
中日スポーツ