防犯グッズの需要急増…強盗事件相次ぎ プロに聞く「自宅の防犯対策」
日テレNEWS NNN
関東で相次ぐ強盗事件の影響で、いま、命を守るために防犯意識が高まっています。ホームセンターでは、防犯グッズを求める人が急増していました。 ◇ 23日、都内のホームセンターでは、多くの人が防犯グッズを見ていました。 70代 「最近色々、あちこちで事件が多く、ちょっと興味があったので」 70代 「いつ起きるかわからないので。家族守るためには、どうしても装備をつけなければ守れない。入られたらもうおしまいなので、それくらい怖い」 ホームセンター「カインズ 青梅インター店」では、防犯グッズの売れ行きが先月と比べて約2.5倍に。身を守るために、防犯対策を強化する商品を求める人が、急増しているのです。補助錠と屋外用センサーライトは、前の年の同じ時期と比べて約5倍に増えていました。
カインズ青梅インター店 淺沼和奏さん 「災害があると災害用品が売れることがあったが、防犯用品がここまで売れることはない」 家電量販店でも… ビックカメラ有楽町店・防犯カメラコーナー担当 近澤裕太さん 「約30種類の防犯カメラが展示されています」 対策のひとつ、防犯カメラも種類豊富。いまでは、夜間でも鮮明に記録できるといいます。 ◇ ――防犯対策について? 20代 「具体的に何をしたら安全なのか、というのがわからないので、何もできてないという現状です」 ただ、どんな対策が有効なのか、実際に知らない人もいます。そこで、いまからでもできる「自宅の防犯対策の仕方」を、プロに聞きました。 まずは「玄関」です。 元警視庁公安部捜査官 防犯コンサルタント・松丸俊彦さん 「意外と思われるかもしれませんが、玄関の鍵のしめ忘れ、『無締まり』というのですが、それによる空き巣被害・強盗被害が多い」 侵入手口で最も多いのは、カギのかかっていないドアや窓だといいます。
防犯コンサルタント 松丸俊彦さん 「ちょっとした外出ほど、確実に(カギを)しめてほしいです」