【青春のCM美女に聞く】遠山景織子(南アルプスの天然水)「街で『天然水だ!』と声をかけられて」
映画「高校教師」ではヒロインに
ーーまさに女優として飛躍したのは翌93年、映画「高校教師」(東宝)に出演。オーディションで350名の中からヒロインに選ばれた。 遠山 5~6人のグループごとにオーディションをして、自分の前にやっている子がすごく上手でした。私は「大根やな」って(笑)。でも、誰よりも受かりたいという気持ちは強かったです。 ーーヒロインに選ばれた決め手は何だったと? 遠山 最初にスタッフに会った時に「繭(主人公の名前)が来た」って言われました。自分が持っている陰の部分など、イメージにピッタリだったのかもしれないですね。 ーー女優として役作りは? 遠山 作品の中で繭は水泳選手なので、泳ぐのが必須でした。でも、実はクロールができなかったんです。それでスポーツクラブに1カ月半通って特訓。飛び込みの練習もしましたが、本番では頭からきれいに入水できず、お腹を打っています(笑)。 ーーヌードも辞さない体当たりの演技だった。 遠山 初めて台本を読んだ時に、あのシーンがなければ物語が成立しないと思いました。だから、何の違和感もなく受け入れることができたんです。 ーーさて、今でも南アルプスの天然水は飲んでいる? 遠山 プライベートでももちろん飲んでいますが、舞台の現場で色々なお水が用意されている時、天然水があれば必ず手に取ります。スパークリングが出た時は衝撃を受けました。結構好きで、それも飲んでいますよ。 ーー息子さんの中高生時代、お弁当作りがブログで話題となった。その息子さんも、当時は同年代だった母の天然水のCMを見たことはある? 遠山 ありますね。「いいじゃん」とか「かわいい」とか言っていたかな(笑)。照れくささもあって「そうでしょ!」って返しただけですけど。 ーー最後に出演告知をどうぞ。 遠山 映画「威風堂々~奨学金って言い方やめてもらっていいですか?~」(監督:なるせゆうせい)は現在公開中。25年1月25日公開の「タイムマシンガール」(監督:木場明義)にも出演しているので、ぜひ、観に来てください。
ENTAME next編集部