米国野球殿堂入りはバグウェル、レインズ、イバン・ロドリゲスの3人
メジャーリーグの野球殿堂入り選手が18日、米国野球殿堂から発表され、アストロズの名内野手としてガニ股の独特のフォームで、通算2314安打、449本塁打を記録しているジェフ・バグウェル(48)、エクスポスなどで、盗塁王を4度獲得していたティム・レインズ(57)、レンジャースなどの名捕手として通算2844安打を放ち、捕手として史上最多となる2543試合に出場したイバン・ロドリゲス(45)の3人が選ばれた。 メジャーの野球殿堂は10年以上の経験を持つ野球記者による投票で選ばれ、有効投票数の75パーセント以上の得票が必要で、バグウェルは86.2パーセントの381票、レインズは86.0パーセントの380票、ロドリゲスは76.0パーセントの336票を集めた。次点は、ストッパーとして活躍したトレーバー・ホフマンで、74.0パーセントの327票だった。 また禁止薬物使用の疑惑が選出の議論となっていた通算354勝のロジャー・クレメンスは54.1パーセントの239票、メジャーの歴代1位となる762本塁打記録を持つバリー・ボンズは53.8パーセントの238票、サミー・ソーサはわずか8.6パーセントの38票で落選した。 日本の独立リーグ、四国アイランドリーグプラスの高知でプレーすることで話題となっているマニー・ラミレスも23.8パーセントとなる105票で、当選必要数に及ばなかった。