長嶋茂雄さんがシーズン中に異例の「勝つ勝つ勝～つ」
◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 巨人１―１中日＝延長１２回＝（２１日・東京ドーム） 巨人の長嶋終身名誉監督が、シーズン中では異例の「勝つ勝つ勝～つ！」を注入した。広島・マツダでの戦いぶりを心配したミスターが前日２０日に東京Ｄへの訪問を決断。「敵地の雰囲気にのみ込まれているような気がしてね。ここからはとにかく、思い切りやってもらいたいので」と流れを変えたかったようだ。 ミスターは都内の病院に入院しながらリハビリ中。夜は巨人戦を必ずチェックしている。最近では坂本を「良くなっている。間ができてきた」と褒める一方、「岡本（和）がタイミングを取れていない。忙しそうに打ってる」などと心配していた。実際、この日も好機で凡退。「打てない時はひたすら走り込むことも練習の一つ。まだ先は長いから」と助言も忘れなかった。帰り際には新外国人のヘルナンデスと初対面。「よろしくね」と握手し、気合を送り込んでいた。
報知新聞社
